2016年05月01日
宣隆寺本堂正面の大欄間
上る下るの上り龍・下り龍ではなく昇天・降臨の昇り龍・降り龍を表現した宣隆寺本堂正面の大欄間。
仏教の教えでさまざまな解釈、深い意味があるようですが簡単に説明すれば意味は、上求菩提(悟りを求め修行に励むこと)を昇り龍に相当し下化衆生(命あるもの全てに悟りを説くこと)降り龍に相当するということ。この教えを意味し表現したものとして、お寺の建築や神社の鳥居に刻まれた神域を守護する昇り龍・降り龍は一対になっているのです。
鈴鹿市・四日市 永代のお墓 宣隆寺